その他

【 シークレット 】
Projekt Flieger01の流れ、という訳ではないのですが、今回のGeheim(シークレット)アイテムはティーガー皇軍仕様です
日本軍風味の虎というのはいわゆる「架空戦記」モノではよく見かけるネタではあります


大戦中に日本陸軍がティーガーを購入したという話しを御存知の方は多いと思います
実際には支払いは済ませたものの戦争の推移の影響もありティーガーが日本の地を踏むことはありませんでしたが
現実のエピソードに思いを馳せると、やはり「IF」が頭をよぎります

【 商品解説文 】
 亜細亜の虎

  かつて精鋭65万兵員を擁した関東軍も太平洋戦域での連合軍の反抗作戦の防壁として戦力の抽出が行われ、
  弱体化は誰の目にも明らかである。
  欧州での拡大した戦線に於けるドイツ軍の作戦行動も行き詰まりを見せる中、日ソ中立条約により
  対日正面勢力を対独戦線へ振り替えることによりモスクワを護りきったソ連は昭和18年夏に大規模な攻勢に転じ、
  ロシアの大地から追われるかの如くドイツ軍は後退を始め、ソ連軍は全軍を以って追撃戦を展開している。
  昭和19年に米英軍がノルマンディに橋頭堡を築くに至りドイツは腹背からの攻勢に晒されることになった。
  枢軸軍対連合軍という構図にあって、日ソ中立条約によってのみ保たれている日ソの平穏が永続すると考えることは
  夢想に過ぎず、日ソ開戦も、もはや時間の問題と言えよう。ノモンハンで機甲師団を率い、第6軍を壊走させた
  敵将ジューコフは、今やドイツに引導渡すべく東欧に至っていると聞く。
  しかし、ノモンハンと同じ認識でソ満国境を超えて来るのであれば、ソ連機甲部隊は八十八粍戦車砲の猛火に
  晒されることになるのだ。

 架空戦記の裏側
  1943年に日本は弾薬一式を含む完全装備状態でのティーガーT型の購入をドイツに申し入れ、実際に代金の
  支払いが行われました。結局日本へ搬送されることはなく、日本の虎は貸与という形でSS101重戦車大隊に配備
  されたと言われています。
  ライセンス生産のものであったとしても、もし日本にティーガー戦車が配備されていたら…というifは多くの人が
  想起しますが、常に兵站に苦労していた日本軍では、充実した整備部隊を要するティーガー戦車をフルスペックで
  運用する事はかなり困難であったと思われます。
  また、日本軍が主戦場とした太平洋に点在する島々や、密林や急峻な地形の多い東南アジアの戦域は、長砲身の
  重戦車を集団運用するには適しておらず、守戦に於ける拠点防御的な運用に於いてのみ、その強力な火力を
  発揮し得たのではないでしょうか。
  虎戦車が本来の力を如何なく発揮しえた戦場は、陸送による兵站が比較的容易で広大な戦場が広がる
  中国本土だけだったかもしれません。


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