2004年6月2日14:00より各種媒体御担当者様をお招きして
「機動戦士ガンダム ＭＳ ＩＧＬＯＯ 〜１年戦争秘録〜」の製作発表会が行われました
それまでに広報資料としてＣＧ画像の一部やテキスト資料はお配りしており、全容は判らないものの
1年戦争モノの新作映像ということでの期待は頂けている様子
定刻前より御来場いただいた各社様を場内にご案内し暫くお待ちいただきます

１社あたり２〜３名様のご来場で、場内には１００名弱の取材の方々がいらっしゃいました
当日は作品パンフレットと広報資料最新版を御用意させていただきました

【 バンダイミュージアム館長挨拶 】


定刻となり、まずは小屋主ということでバンダイミュージアム館長よりご挨拶させていただきます
この時、登壇者は皆スクリーン裏手で待機中

【 メインスタッフ挨拶 】

今西監督、出渕氏、荒巻氏が登壇
監督よりＩＧＬＯＯに関する説明をいただき、それぞれ本作品に対するこだわりどころを語っていただきます
今西監督からは作品全般に関して、出渕氏はスーパーバイザーとしての役どころを
荒巻氏にはデザインワークに関するお話を頂きました
こうしてみると３人とも監督経験者（0083／ラーゼフォン／アップルシード）ということで、かなり豪華なスタッフではあります
ＭＣが３人にそれぞれ質問し、お答えいただくというのが当初の構成ではありましたが
気心の知れた仲間という雰囲気漂う３人には独特の呼吸があり
出渕氏がネタを振り、今西監督が返し、荒巻氏がフォローするという見事なまでの連携が事前打ち合わせ無しで展開
いや、やはり皆さん芸達者揃い・・・（笑

【 モニク・キャディラック特務大尉 登壇 】

今西監督・出渕氏・荒巻氏のご挨拶の後、場内は暗転し２分ほどのプロモーション映像を上映
本編製作中の多忙なところに無理を言って並行作業で製作していただいたフィルムは
現在一部模型店頭でも流していただいているものの初期版で
説明的なテロップ等も無い本編編集映像に本作用の楽曲をＢＧＭとしたシンプルなもの
それでも初お披露目となる本作のムービーは止め絵の広報資料で想像していたものとは
全く異なるインパクトを以って来場各社様に受け止めていただけた様子
その余韻を残しつつ、監督が再び壇上へ、そしてＭＣの紹介でヒロイン(?)モニク・キャディラックの声をあてられる
長沢美樹嬢が登壇
この時点では未だアフレコも行われていないので作品寄りなＭＣからの質問には今西監督がフォローしながら対応

長沢さんの起用というのは個人的には実に嬉しい
アニメ以外にもゲームキャラの声などもあてられている長沢さん、一方通行な馴染みはかなり深かったりする
かなり前になるが角川ニュータイプ誌で声優さんにプラモデルを作ってもらおうという企画でも参加していただき
一所懸命エヴァ量産機をピンクに塗って作って下さったこと、忘れてはおりませぬ・・・

閑話休題
長沢さんのご挨拶の後には当日スケジュールの都合で来場いただけなかった
主役オリヴァー・マイ技術中尉役の石川英郎氏のビデオメッセージが流れる

【 一応プロデューサーということで 】

メインスタッフ、メインキャストのご挨拶を頂いたところで来場各社様からご質問を頂く段になり
出渕氏、荒巻氏、ＢＭ館長も再登壇

プロデューサーということでサンライズ井上氏と私も壇上に上がらせていただき質問タイムに加わります

「ジオン視点でのフィルム製作を決めたのは何故？」「フル３ＤＣＧ作品にしようと思ったのは何故？」
といった企画的なご質問から
「ルウムと言えば連邦の某将軍ですが、既存のキャラクターは出てくるのですか？」
といった中身的な質問まで様々投げかけられ、何となくの役割分担で適任と思われるスタッフが応じました
その辺の質疑応答は出版、ネットで既に報じられていますのでそちらをご参照の事

【 終　宴 】


質疑応答も終わり、最後は写真撮影タイム
質疑応答で登壇したスタッフが今西監督と紅一点の長沢美樹嬢を囲む形で各社カメラマンに向かいます
ということで、「機動戦士ガンダム ＭＳ ＩＧＬＯＯ 〜１年戦争秘録〜」の製作発表会は
つつがなく全メニューを終了しました
御来場頂けました各社様、登壇頂きましたスタッフの皆様、ほんとうにお疲れさまでした